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有希「あ、おはよう、凛」
「おはよ、有希。どうしたの? 今日はいつもより遅かったじゃない」
有希「まあね。恭介の馬鹿がなかなか起きて来なかったから」
「鈴原が、ね。ま、そんなことだろうと思った」
恭介「………………」

「でも、なにも有希まで付き合うことないんじゃない? 鈴原なんて置いて行っちゃえば
    いいんだからさ」
有希「うん。あたしはそれでも構わないんだけど、ほら、お姉ちゃんがね……」
「あ〜。なるほどね……瑞樹さんってば面倒見いいから」
恭介「…………」
「で、その鈴原くんは、まだ夢から覚めてないってわけ?」
恭介「なわけないだろ。ちゃんと起きてるよ」

「だったら、なんでさっきからそこでボケっと突っ立ってるの」
恭介「あのなぁ……それはおまえが……」
「伊賀野!」
恭介「伊賀野が俺の席に腰掛けてるからだろ」
「あれ? ここって鈴原の席だったっけ?てっきり空席だとばかり思ってた」

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